「ゼルビアTimes」郡司聡

まさかの10戦未勝利フィニッシュ。3カ年計画の明と暗が凝縮されたポポヴィッチ体制のラストダンス【アルビレックス新潟戦/マッチレビュー】

■明治安田生命J2リーグ第42節
10月23日(日)14:00キックオフ
デンカビッグスワンスタジアム/25,414人
アルビレックス新潟 2-1 FC町田ゼルビア
【得点者】新潟/13分 三戸舜介、83分 三戸舜介 町田/38分 岡野洵

▼必殺のセットプレー

13分、右サイドで太田修介が三戸舜介にボールを奪われると、アルビレックス新潟のアタッカー陣が一気にカウンターを発動。ドリブルで進撃した伊藤涼太郎からのリターンパスを受けた三戸が、狙い澄ましたシュートを町田ゴールに沈め、ホームの新潟が先制した。

「自分たちで勢いを持って立ち上がりから入れた」(平戸太貴)ため、相手にとっては、ファーストチャンス。最初の枠内シュートが失点につながるのは、今季何度も何度も目にしてきた光景だ。前節のヴァンフォーレ甲府戦に続く“デジャブ”。今季最終戦は、序盤からビハインドを背負う展開となった。

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