「ゼルビアTimes」郡司聡

満身創痍のドローゲーム。究極のタフバトルを終えた深津康太の本音【栃木SC戦/マッチレビュー】

■明治安田生命J2リーグ第21節
7月3日(土)18:00キックオフ
栃木県グリーンスタジアム/2,777人
栃木SC 1−1 FC町田ゼルビア
【得点者】栃木/54分 松本凪生 町田/8分 鄭大世

▼鄭大世初先発の狙い

90+4分、ロングスロー投入の構えを見せていた栃木SCの面矢行斗が、フェイントを仕掛けるかのように、短いスローインを近くにいた松岡凪生へ当てた。面矢は松本からリターンパスを受けると、三國ケネディエブスをターゲットにした鋭いクロスボールを町田のゴール前へ入れてきた。そのボールに対して、深津康太と高橋祥平が重なる形で競り合う。しかし、その代償は大きく、相手選手との接触で足を痛めた高橋は起き上がれず、タンカでそのままロッカールームへ。一方、足をつった深津は応急処置もそこそこにプレーを続け、試合終了の笛をピッチの上で聞いた。

結果は1−1。タイトでタフな栃木とのアウェイゲームを終えた守備陣は、まるで“満身創痍”のようだった。

(残り 3968文字/全文: 4379文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ