「大津高校・碇明日麻選手、加入内定および特別指定選手登録についてのオンライン記者会見全文」【ニュース】

2023年08月16日 12時00分　
カテゴリ：ニュース
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【写真提供　水戸ホーリーホック】

大津高校サッカー部・山城朋大監督
「まず、若手の育成に定評のある水戸ホーリーホックさんで、ウチの碇明日麻がお世話になるということをすごく光栄に感じています。碇本人は入学当初から185cm前後ありまして、線は細かったですけど、ポテンシャルのある選手だと感じていました。1年生の頃はボランチ、もしくはトップ下かFWというポジションを経験させて、2年生の時はチーム事情もあってセンターバックでプレーして、対人を学びました。3年生になって、今はFWのポジションをやっているんですけど、今後、フィジカル的な要素がついて、プロのスピード感に慣れてくれば、本人が勝負したいと思っているボランチのポジションでプレーできると思いますし、あるいは、チームが必要としてくれるいろんなポジションで活躍できる選手に育っていくんじゃないかとすごく期待しています。本人は堂々としているのか、鈍感なのか、いい意味で強気の性格ですので、そういったパーソナルな部分を我々は信頼していますし、今後プロの世界で大きく羽ばたいていってくれればと思っています」

西村卓朗GM
「まずは冒頭で山城監督が水戸ホーリーホックが若手の育成に定評があるというお話をしてくださいましたが、我々としましても、こういうポテンシャルの高い、将来性豊かな高卒選手が入ってくることを非常に嬉しく思っています。水戸ホーリーホックは近年新人選手が、大卒選手を中心にJ1に移籍することが続いています。ここ数年では高校卒業した選手にそういう機会を与えながら、少しずつ実績を持ってきた中で、これまで入ってきた選手の中でも非常にポテンシャルの高い碇選手に来てもらったことを嬉しく思っています。

山城監督から話があったように、複数のポジションができる非常に器用な選手です。フィジカル的なところは、どうしても成長の速度やタイミングがありますので、僕が見たところ、まだ発展途上にあります。ある時期に体がついてきたり、筋肉が増えてきたり、体重が増えてきたりするタイミングがあるので、そこでおそらく選手としてまた一皮むけると思っています。我々の役割としては、成長段階に合った形で彼に必要なことを、技術、フィジカル、戦術、メンタルのところで育んでいくことが重要だと考えています。

プレーのところはポリバレントな選手です。今、トップチームに帯同して2週間ほど経ちますが、非常に判断が早く、技術も通用しています。ここから戦術面の理解や、一番楽しみなのはフィジカルのところがついてきた時に世代を引っ張るような選手になる可能性があると思います。しいて言えば、その先ですね。日本代表とか、高い志を持ってやっていってもらいたいと思っています」

碇明日麻選手
「まずは左右のロングキックやロングシュート、打点の高いヘディングといった特長を活かして、試合に出て、水戸ホーリーホックに貢献したいと思っています。ここ2週間、水戸の練習に参加して、多くの課題が出ています。そこにどう向き合ってやっていくかが大事だと思っています。水戸の練習参加が終わった後、プレミアリーグが再開するので、そこでしっかり結果を残して、来季から戦力として活躍できるように頑張っていきたいと思っています」