J2第32節レノファ山口FC戦「影を潜めた“水戸らしさ”。3か月前に戻ったような低調な内容で6試合ぶりの敗戦」【レビュー】
第15節町田戦を思い出させた
3か月前に逆戻りしたような試合だった。
思い出すのは第15節町田戦。3-4-2-1のフォーメーションを採用し、4-4-2の水戸に対して守備ではほぼマンツーマン状態にしてプレスをかけてきた相手に対して、水戸は相手の守備組織の外でボールを回すことに終始。そして、追いつめられたところでボールを奪われて、ショートカウンターを受ける場面が続いた。山口瑠伊の好セーブ連発により、スコアレスドローに持ち込んだものの、「ゴールに向かう」水戸の攻撃のスタイルを発揮することはできなかった。
「横パスやバックパスがすごく多くなっているように感じました。それでは面白くない。これは我々の意図しているフットボールではありません。もっとアタッキングエリアに入る回数を増やさないと。後ろで回しているサッカーをやるつもりはまったくありません。もっと前に運ぶ、前に出していく。そういう意味ではめちゃくちゃ不満のある出来だった」
試合後に秋葉監督は不満を口にしていた。
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