西村卓朗強化部長インタビュー（後編）「水戸ホーリーホックの“粘り強さ”を定量化してプレーモデルまで落としたい。今後のキーワードは『エンゲージメント』」【インタビュー】

2019年04月19日 12時00分　
カテゴリ：インタビュー
タグ : pickup • 水戸ホーリーホック • 西村卓朗

前編では今季におけるチーム編成について話を伺った。
後編では、現在強化部として行っている取り組み、
また、今後に向けてのビジョンについて語ってもらった。
これを読めば、現在の快進撃の要因が分かるだろう。
そして、今後に向けての希望も膨らむに違いない。
西村強化部長が示す指針が水戸ホーリーホックを着実に進化させていく。

【写真　米村優子】

前向きな議論は良いイノベーションを起こす

Q.以前、選手層に関して「厚すぎず、薄すぎず」ということを大切にしているとのことでした。実際、大卒選手に出場チャンスが回ってきています。
「絶対的な選手を置くより、常に競争してもらいたい。期待して獲得した選手もポジションを確約しません。常に競争して奪い取るものだと思っています。それがしっかり行われるような戦力にすることを考えています。そこは監督とコーチにも伝えています。競争に関してもっと活性化したいと思っています」

Q.FWをもう一人獲得していれば、もしかしたら大宮戦で村田選手の先発起用はなかったかもしれません。

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