黒川淳史選手「今は得点を決めたり、チームを勝たせるプレーを増やしていきたいという思いが強くなってきている」【コメント】
Q.ワールドカップは見ていますか?
「見てますよ。4年前は高校生として見ていたのですが、当時とは見方が変わりましたね。前回大会までは憧れの場所という感じで見ていましたし、サッカー自体もずっとバルセロナばかり見ていた。でも、今はプロになって、サッカーにはいろんな戦術があって、いろんな戦い方があるということを知って見ることができています。それと、今は『憧れの場』ではなく、自分がその場に立つというイメージで見ています。なので、いろんな刺激を受けています」
Q.次の大会でその場に立つということですね。
「次のワールドカップの時は25歳なので、目指さなければならない。その前にオリンピックもありますが、次のワールドカップも出るイメージを持って取り組んでいかないといけない。そういう意味でワクワクしながら見ています」
Q.どこのチームが印象に残っていますか?
「やっぱりスペインのサッカーが好きですね。今回のスペインはワンタッチでボールを動かすことが多い。ワンタッチでボールを動かすと相手は対応できないので、すごく効果的ですね。でも、強豪と呼ばれるチームだけでなく、モロッコとかコスタリカといったチームもすごくいいサッカーをしていました。全体のレベルが上がっているし、どのチームにもレベルの高い選手がいるというのが印象的ですね」
Q.印象に残っているプレーはありますか?
「具体的なプレーではないですけど、印象としてはすごくコンタクトが多いなと。クラブの試合では戦術がしっかりしているので、たとえばマンチェスター・シティーみたいなチームは相手とコンタクトせずにボールを動かすことができている。ただ、代表だとそこまで難しい戦術で戦うことができないし、レベルの高い選手が揃っているので、個と個の戦いになる場面が多い。そこで簡単に転ばないでプレーすることが大事だなということを感じています。強くて、パワフルで、かつうまい選手が活躍している印象です」
Q.その場に立つためにも日々のリーグ戦での活躍が大切となります。前節は愛媛に勝利。前半はいい流れながらも点を取れず、後半に点を取って勝つことができました。
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