【レビュー】J2第34節ロアッソ熊本戦「消化不良のドロー決着。水戸の力はこんなものじゃないはずだ」(2013/9/23)
ラストプレーがこの試合を象徴していた
前節G大阪戦での大敗ショックから立ち直るため、そして、「6位以内」という目標に向けてファイティングポーズをとり続けていることを証明するためにも勝利が義務付けられた一戦。「熊本戦は今季で最も大事な試合になる」と細川淳矢が意気込んだように、必勝を期して臨んだはずだった。
しかし、試合は1対1のドローに終わった。「(選手たちのメンタルは)よかったと思う。内容は悲観すべきものではなかった」と柱谷哲二監督が評価したように、選手たちは戦う姿勢を前面に出し、90分通して熊本を圧倒してみせた。攻守の切り替えで上回り、テンポよくボールを回してゴールに迫った。90分通して、負ける要素のほとんどないゲーム内容であった。それにも関らず、勝利を逃したところに物足りなさを感じざるを得なかった。
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