ボールを持てど崩せず。今季初黒星……2024-J2第4節・栃木戦(A)マッチレビュー
▼2024明治安田生命J2リーグ 第4節
3月16日(土) 14:03キックオフ/カンセキスタジアムとちぎ(4,475人)
栃木SC 1-0 横浜FC(Jリーグ公式サイト)
【得点】
35′ 栃木/小堀 空
試合前練習から両チームのスタイルの違いが明確に表れていた。ポゼッション系のメニューをそこそこに切り上げた栃木は、ボランチがサイドに振り、ウイングバックが受けてクロスを上げ、2トップと2シャドーがシュート、3バックはクロスやロングボールへの対応に時間をかけた。相手がそれを始めても横浜FCはしばらくポゼッション系のメニューを続けており、その後もちろん栃木のようなメニューもこなしたが、同じタイミングで終了する以上その時間は栃木よりも少ない。
異なるスタイルがぶつかりあった試合は、横浜FCのボール保持率は60%以上と、当然ながらポゼッションは大きく上回った。しかし栃木は試合前に時間をかけた通りに、サイドからのクロスから作ったワンチャンスで先制し、横浜FCのクロスを最後まではね返し続けた。正解がないことは分かっていても、いろいろと考えさせられる今季初黒星だった。
【選手交代】(横浜FCのみ)
46′ 武田→中野
64′ 和田→三田、慶治朗→村田、ソロモン→伊藤翔
82′ ユーリ→新井
▼背後をケアされて流れを失う
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