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【無料記事】林幸多郎「残留するために戦う一心でやっている。正直、キレイごとは言えないです」……11/6 練習後コメント

 

■林 幸多郎

──この中断期間、どんな取り組みをしてきましたか?

「もう鳥栖戦に向けて、いろいろ鳥栖のやり方を分析して、攻撃と守備と両方どうするかを全員で落とし込んだという感じです」

 

──では、先週はチームの課題克服、今週は鳥栖戦への準備という感じではなく?

「そうですね。もう先週からやってます」

 

──先週末の練習試合の手応えは?

「鳥栖を想定してやりたかったと思うんですけど、相手もありますし、フォーメーションとか想定とは違ったゲームになったんだろうなという感触です。でもやるべきことをしっかりみんなでやろうということで、鳥栖戦につながるゲームになったかなとは思います」

 

──鳥栖との前回対戦は第16節でしたが、振り返ると?

「なかなか守備が上手くいかなかったイメージです。確か5バックだけど前から行こうってやり始めた時期だったのかなって思うんですけど」

 

──その前節のセレッソ戦で、引いた戦い方をして完敗して、青空ミーティングをしましたね。林選手がホワイトボールを持って……。

「ああ、その時期か……。まあ両チームともそのときとはまったく違うと思いますし、鳥栖の上手いサッカーを自分たちがどうハメてカウンターを仕掛けるかというのが一番大事になる。まあいつも通りで、特に変わったことはないかなと思います」

 

──前回対戦よりも、どう奪ってカウンターを撃つかというのはチームとして整備されている?

「はい。そう思います」

 

──今の鳥栖の印象は?

「最近はあまり鳥栖の試合を見てないですけど、やっぱり一人一人上手い選手がそろってて、嫌な立ち位置を取るところだったりは本当落とし込まれているチームだと思います。戦術とかよりも、1対1の局面で負けなかったら試合に負けないと思うので、そこに注力したいと思います」

 

──林選手が鳥栖ユースにいたころの監督は?

「(マッシモ)フィッカデンティさんが監督やっていて、(フェルナンド)トーレスもいたりしたころです。今とはまったく違うサッカーをやってました」

 

──鳥栖を離れて、いつの間にか名前が『駅前不動産』になったスタジアムで試合をするのは初めて?

「そうです。まあ、あそこでプロとしてプレーするのをずっと夢見てやってきたのはありますが、今はそれどころじゃないという気持ちです。次の試合に勝って残留に一歩近づきたいという気持ちが大きいので、チームのために頑張りたいと思います」

 

──林選手がプロになって凱旋するということで、楽しみにしている方々もいらっしゃると思いますよ。

「応援してくださった人たちがいっぱい見に来てくれるので、もちろんその人たちに見せるために頑張るというのもありますけど、僕の立場として、正直、そんなこと言ってられないという感じです。キレイごとは言えないです。僕は別に、鳥栖だからとか恩返しとかじゃなくて、残留するために戦うという一心でやっているので、凱旋とかそういうのは気にしていないです」

 

──それで十分に気持ちは伝わると思いますよ。チームのために活躍を期待してます。

「はい、頑張ります!」

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