【無料記事】岩武克弥「この勝点1はチームとしても今後の順位争いにも間違いなく大きい」……2023シーズンJ1第17節・浦和戦(H) 試合後コメント
■岩武 克弥
「前半戦最後の試合だったので、しっかりポイントを取って終わりたかった。この勝点1が後半戦にもつながると思います」
──古巣相手の試合でしたが?
「出場して浦和と対戦できたことで成長した姿を見せられたと思いますし、まだまだ順位は下なので、ここから順位を上げてチームとしても成長している姿を見せたいと思います」
──メンバー紹介でブーイングもあったようですが?
「試合前で中にいたので分かりませんでした(笑)。ブーイングされないほうが悲しいと思うし、終わったら『ありがとうございました』というような関係が一番いいかなと思います」
──前からプレッシャーにも行けていたし、チームとしてバランスが良かったのでは?
「そうですね。行くところは行けて、割り切るところは割り切って後ろで守るというところは良い場面が多かった。そこをもう少し追求して、あとは奪ってからのカウンターだったりにつなげられるようにしたい。前節の鳥栖戦ではちょっとバラバラだったところもあったので、上手く統制が取れたかなと思います」
──共通意識を持つためには映像を使って確認を? それとも話しあいによって?
「ポジションごとにミーティングをしたり、ポジションごとに話したり、練習の紅白戦の前に話したりとか、そういうところで行くところは行く、行かないところは割り切るということでうまくハマった感じがあります」
──行くか行かないかの判断はシャドーの選手がやっている?
「前が行ったら自分たちも行けますし、前が上手くハメてないのに行ったときは外されることは分かっているので、そこは前の選手が上手く誘導してくれれば自分たちも強く行ける。そういった場面が今日は、(山下)諒也も含めて前の選手ができていたと思います」
──後ろから『行け!』とか『行くな!』とか言っているわけではない?
「そういう声もあるにはあります。選手間の近い距離ではあったと思う」
──アジア王者相手に勝点1を取る戦いをできたことはチームにとっても小さくないのでは?
「そうですね。間違いなくこの勝点1というのはチームとしても今後の順位争いとしても大きいと思います。割り切るところは割り切らないと、上位のチームはクオリティもありますし個の能力もあるので。自分たちがバラバラになったらすぐにやられてしまうので、チーム一丸となってやれていることはすごく良いと思います」