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今こそミシャサッカーを凌駕せよ……2023シーズンJ1第10節・札幌戦(H)プレビュー

 

■今節の相手:コンサドーレ札幌

▼基本情報

【横浜FC】
18位/勝点3/0勝3分6敗/得点7/失点23
主な得点者:小川航基(5)、ンドカ・ボニフェイス(1)
主なアシスト:カプリーニ(2)、近藤友喜(1)、長谷川竜也(1)

【札幌】
14位/勝点10/2勝4分3敗/得点16/失点19
主な得点者:浅野雄也(3)、金子拓郎(3)、小林祐希(2)、小柏剛(2)、青木亮太(1)、ほか
主なアシスト:金子拓郎(2)、浅野雄也(2)、小柏剛(1)、青木亮太(1)、荒野拓馬(1)、ほか
昨季の成績:10位

 

▼前節の札幌は……

ホームで福岡に2-2でドロー。立ち上がりから中盤で激しい攻防が繰り広げられる中、5分に金子拓郎が右サイドを突破し、荒野拓馬のゴールで札幌が先制。さらに13分、鋭い予測でボールを奪った札幌がカウンターから最後は浅野雄也が決めて2点のリードを奪った。しかし後半、福岡が選手交代とともに3バックから4バックへ陣形を変更すると、サイドで数的優位を作られ押し込まれ始める。51分、58分と失点し、その後は押し返したものの互いに決め手なく勝点1ずつを分けあった。

横浜FCを率いる四方田修平監督の古巣。離れる直前まではミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下でヘッドコーチを3年間務めていた。昨季は序盤から順位が上がらず残留争いに巻き込まれていたが、終盤の8試合を5勝2分1敗と巻き返して10位でフィニッシュ。ペトロヴィッチ監督が2018年に就任して以来、『タイトル獲得』『ACL出場』を掲げるものの、4位に躍進した就任初年以外は同じような順位。今季も調子が上がらないままこの試合を迎えている。

 

 

■今こそミシャサッカーを凌駕せよ

▼四方田監督にとって特別な一戦

「楽しみだなという気持ちは、ここに来たときからずっとある」

札幌戦を迎える気持ちを、四方田修平監督は言葉を選びながらそう表現した。

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