HAMABLUE PRESS

現実と向き合った勝点1……第9節・ガンバ大阪戦(A) マッチレビュー

 

▼2023明治安田生命J1リーグ 第9節

4月23日(日) 16:03キックオフ/パナソニックスタジアム吹田(14,577人)

ガンバ大阪 1-1 横浜FC

【得点】
13′ ガンバ/宇佐美貴史
43′ 横浜FC/ンドカ・ボニフェイス

 

65分過ぎ、タッチラインの手前に新井瑞希、小川慶治朗、そしてサウロ・ミネイロが交代のために姿を現した。小川航基はピッチに残すだろうから、サウロは途中からトップ下に移ったものの決定的な仕事ができていない井上潮音に代わって2トップ気味になるだろう。そして左サイドハーフに新井、右に慶治朗が入って、間違いなく点を取って勝ちに行く采配だ。

週中のルヴァンカップ名古屋戦に出場した三田啓貴が「ここで一つ勝てば勢いが出るし、勝たないと引き離されてメンタル的にも厳しくなってしまう。間違いなくターニングポイントになる」と語ったように、最下位の横浜FCにとっては引き分けでも不十分。いよいよ四方田監督も腹を決めて殴り合うつもりだ。正直、ワクワクした。ところが蓋を開けてみれば、そこから往年のガンバ名物“タコ殴り”(by元ガンバサポのスポーツ報知・田中孝憲記者)を見せられることになってしまったのだった。

 

【選手交代】(横浜FCのみ)
60′ カプリーニ→ユーリ・ララ
67′ 潮音→サウロ、近藤→新井、山下→慶治朗
86′ 航基→マテウス

 

 

▼先制許すもボニ値千金の同点弾

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