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初勝利は得られずも待ち人来たるの可能性……ルヴァンカップ・グループステージ第2節・神戸戦(H)マッチレビュー

 

▼2023JリーグYBCルヴァンカップ/Cグループ第2節

3月26日(日) 14:03キックオフ/ニッパツ三ツ沢球技場(3,813人)
横浜FC 0-1 ヴィッセル神戸

【得点】
85′ 神戸/大迫勇也

 

横浜FCは直近のJ1リーグ前節・京都戦からユーリ・ララ以外スタメンを10人入れ替え。神戸は入れ替えを5人にとどめ、ベンチに大迫勇也、武藤嘉紀、山口蛍、アンドレス・イニエスタら豪華メンバーが並んだ。前半は内容的には互角。横浜FCはボールをつないでサイドから攻め込み、中央からも井上やカプリーニがミドルシュートを狙うが、枠内シュートはカプリーニの直接FKのみ。神戸はロングボールからセカンドを拾って押し込む場面を作る。29分にはFKの流れから汰木のクロスに佐々木が頭で合わせるがバーを越えた。これが前半両チーム通じて唯一最大の決定機だった。

後半開始から神戸は大迫、武藤、山口の元日本代表トリオを投入して先に流れをつかむ。53分に武藤、58分に佐々木がクロスに頭を合わせるがいずれも枠外。横浜FCも反撃。62分に橋本のクロスからマルセロがヘディングシュートを放ち、前川がセーブしたこぼれ球をユーリ・ララが狙うが再び前川に防がれた。オープンな展開で両チームともゴール前に攻め込むが、互いにディフェンス陣が体を張って失点を許さず。しかし85分、後半途中出場のイニエスタのロングスルーパスで左サイドを破られると、汰木康也のクロスを大迫に押し込まれて失点。惜しいチャンスも作った横浜FCだったが、もう一歩で今季初勝利はお預けとなった。

 

【選手交代】(横浜FCのみ)
46′ 高塩→山下
61′ 新井→慶治朗
71′ 橋本→和田、カプリーニ→伊藤翔
81′ マルセロ→長谷川

 

▼CB吉野とマテウスがアピール

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