連勝は止まれど勢いは継続。しかし攻略法も明らかに……2022シーズンJ2第05節・岡山戦(A)マッチレビュー
プレビューで予想した展開なんてたいていは当たらないものだが、この試合では悪い方向に思い切り当たってしまった。岡山がハイプレスを回避してミッチェル・デュークにロングボールを蹴ってくること。そこから先制点を奪われると苦しくなること。ブロックを組んで守る岡山の組織的な守備は非常に堅いこと……。実際にその通りの展開となって、後半に入っても攻めあぐねた。それでもこじ開けて追いつき、逆転も可能な場面も作ったことに、連勝が止まったとはいえ今のチームの勢いを感じさせる試合だった。
▼岡山のデューク大作戦
試合後の岡山・木山隆之監督の会見は非常に興味深かった。4連勝中の首位チームを相手に、先制して追いつかれた展開とはいえ、シュート数で4対12、CK数で3対7、ボール支配率で36%対64%と数字上は圧倒された試合を引き分けで終えた。顔色は安堵の色を感じさせたものの、最初に試合を総括した言葉の微妙な言い回しが気になった。
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