HAMABLUE PRESS

四方田 修平監督と下平隆宏監督。意地をかけた戦術の激突……J2第03節・大分戦プレビュー

▼今節の相手:大分トリニータ

■基本情報

(消化試合数が1試合少ない)15位/勝点1/0勝1分0敗/得点1/失点1
主な得点者:ペレイラ(1)
昨季の成績:J1で15位

 

■前節の大分は……

アウェイで甲府と1-1の引き分け。新型コロナウィルスの感染と濃厚接触者多数でチーム活動休止となり、開幕戦が延期となったためこれが今季の初戦となった。準備期間も少なく、コンディションも難しかった影響か、90分を通してほとんど甲府に主導権を握られる苦しい展開。ボールをつなぐのも難しい強風が吹き荒れ、下平監督のチームとは思えないほど攻撃はカウンター頼みだった。守備でもプレッシャーの効きが弱く、32分にカウンターから先制される。後半になっても押し込まれる展開が続いたが、終盤に投入した増山朝陽のドリブルや長沢駿の高さで流れをやや押し戻す。そして後半アディショナルタイム、セットプレーから混戦をペレイラが押し込んで意地の勝点1を拾った。

3/2(水)にもG大阪とルヴァンカップ・グループステージ第2節を戦って2-2で引き分け。メンバーはほとんどターンオーバーしており、横浜FC戦では再び甲府戦のメンバーが中心になるはず。野村直輝は怪我なのか両試合ともベンチに入らず。甲府戦で目立ったのは下田北斗の配球と井上健太のスピード。井上は本当にめっちゃ速い。山下諒也と勝負させてみたい。

 

■互いに越えねばならない相手。下平監督の出方は?

(残り 2364文字/全文: 3016文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ