無料記事【結果】J2第15節ザスパ対金沢 ザスパMF白石智之のロスタイム弾で決死のドロー。奥野僚右監督、命拾い
【結果】J2第15節ザスパ対金沢
ザスパ 白石智之のロスタイム弾で決死のドロー。奥野僚右監督、命拾い
【結果】
ザスパ 1−1 金沢
前半(0−1)
後半(1−0)
【得点】
28分:廣井友信(金沢)
94分:白石智之(ザスパ)
【先発】
GK21松原修平
MF8岩上祐三
DF32渡辺広大
DF3畑尾大翔
DF14平尾壮(64分OUT)
MF11田中稔也
MF6内田達也(72分OUT)
MF41中山雄登
MF7加藤潤也
FW39高木彰人(72分OUT)
FW50大前元紀(88分OUT)
【控え】
GK1清水慶記
DF4川上優樹
DF15ジャスティン(72分IN)
MF16久保田和音(64分IN)
MF19白石智之(88分IN)
FW18進昂平
FW9北川柊斗(72分IN)
【チーム得点】(総得点10)
2点=加藤潤也
2点=田中稔也
1点=渡辺広大
1点=畑尾大翔
1点=久保田和音
1点=進昂平
1点=白石智之 NEW
1点=オウンゴール
【チームアシスト】
大前元紀 4
青木翔大 1
田中稔也 3 UPDATE
加藤潤也 1
【戦評】
ザスパが「命拾い」した。クラブは試合2日前の21日に今季低迷を詫びる「声明文」を発表。それを受けてのゲームになった。「ザスパスタイル」「伝わるサッカー」を前面に出して戦うことになったが、ゲーム内容はあまり変わらなかった。前半28分に、相手CKから失点し、0対1で前半を折り返す。後半、ザスパは1点を追い、攻撃に出ていったが、ビルドアップが不安定で、緩急のない単調なパスサッカーとなった。ゴール前の攻撃の質も低かった。後半43分は不振の大前元紀が交代となりピッチを退く。敗戦濃厚の後半アディショナルタイムの同49分、ロングスローから白石智之がヘッドでゴールネットを揺らして、土壇場で同点に追いつき、1対1で勝点1を手にした。内容は芳しくなかったが、勝点1という敵地での最低限の戦果を得た。
ザスパ 奥野僚右監督
「90分を通じて最後まで戦ってくれた選手たちに感謝したいと思います。今日は、アウェイの金沢での試合になりましたが、自分たちのサポーターが観に来られない中で、戦う気持ちを持って、自分たちのスタイルを出そうとゲームに入りました。1点ビハインドにはなったものの、そこからも慌てることなく、やり方を変えることなく、ハードワークしてくれて、気温の高い中でも戦い抜いてくれました。交代で入ってくれた選手も役割を果たしてくれたことが勝点1につながったと思います」
金沢 柳下正明監督
「前半のうちの内容から見れば、勝点1は悪くない結果だったと思う。前半、うちの左サイドの守備が“ザル”で、やられっぱなしだった。2、3点やられてもおかしくないと思ったが、相手のミスに救われていた。もうちょっとできるかと思っていたが、できていなかった。後半ロスタイムのロングスローからの失点については、マンマークでマークがしっかりしているので、普通のクロスと同じように対応しなければいけなかった。内容が良くなくても勝点3と奪うチャンスがあったので、そこは残念だった」
(2021.05.23)