無料記事【Gマガ】ザスパ 奥野僚右新監督の就任を発表。ザスパ初代監督のクラブレジェンド
無料記事【Gマガ】ザスパ 奥野僚右新監督の就任を発表。
ザスパ初代監督のクラブレジェンド
ザスパは12月16日、来季監督に奥野僚右氏の就任が決まったことを発表した。
J2復帰を果たしたザスパは、シーズン後に布啓一郎監督の退任を発表。J2での新シーズンを託すことのできる指揮官を探していた。奈良知彦社長は「J2経験のある監督に任せたい」と後任について話していたが、J2指揮経験があり、J昇格前のザスパ初代監督だったザスパのレジェンド・奥野氏に絞り込んで交渉を進めていた。
奥野氏は、1968年京都府生まれ。Jリーグ誕生の1993年から1999年まで鹿島でプレー、2002年に当時群馬県リーグ1部だったザスパの監督兼選手として創成期を支え、2003年にJFL昇格を果たした。2003年末にザスパを離れて、鹿島コーチに就任した。2012、2013年にJ2山形を指揮、今季はJFAナショナルトレセンコーチを務めていた。
17年ぶりにザスパへ戻ってくる奥野氏は「私の指導者としての原点であるザスパクサツ群馬に戻ることになり、大変嬉しく思います。初心を忘れずに、成績はもちろんのこと、より一層地域に愛されるチーム作りを目指します。どうぞ宜しくお願い致します」とクラブを通じてコメントしている。
クラブは、15日に、松本大樹新強化本部長(前橋商卒=元大宮強化本部長)の就任を発表。松本氏は、大宮強化本部長時代に江坂任(柏)、瀬川祐輔(柏)をザスパから獲得しステップアップさせた手腕を持つ。ザスパは奥野監督、松本強化本部長の新体制で、チーム編成に乗り出していく。クラブは13日に、コーチ陣の退任を発表していたが、新体制移行の準備とみられる。新コーチ陣は今後、発表される。16日にはJPFA(日本プロサッカー選手会主催)のトライアウトが開催される中、ザスパの補強も本格化していく。
(2019.12.17)