無料記事【結果】チャレンジャーズ 決勝進出!優勝候補に5発大勝で初優勝に王手!
【結果】チャレンジャーズ 決勝進出!
第53回関東社会人サッカー大会準決勝
5度目の挑戦でついに鬼門・準決勝の壁を突破!
優勝候補に5発大勝で初優勝に王手!
【結果】
チャレンジャーズ5-0 エリース東京FC
前半(1−0)
後半(4−0)
【得点】
40分:操将真(チャレ)
50分:渡辺悠太(チャレ)
55分:渡辺悠太(チャレ)
60分:操将真(チャレ)
73分:吹田諒(チャレ)
【スタメン】
GK 小林紘大
DF 田沼和樹
DF 西野虎太郎
DF 仙葉秀一
DF 関口 蓮
MF 大澤靖信
MF 吹田 諒
MF 金 盛煥
FW 操 将真
FW 清水大士
FW 渡辺悠太
【交代】
75分 金 盛煥→荻谷嵩人
85分 渡辺悠太→畠山友志
87分 大澤靖信→木村直樹
【控え】
GK 後藤聡志
DF 木村直樹
MF 荻谷嵩人
MF 畠山友志
【戦評】
チャレンジャーズが今季最高のパフォーマンスを見せ、優勝候補を完全撃破した。
2大会ぶり4度目の準決勝に挑んだチャレンジャーズ。相手は優勝候補筆頭の元関東リーグ・エリース東京FC(東京1位)ということもあり、苦しい戦いになることが予想された。だが、立ち上がりから真っ向勝負を繰り広げていく。
スピードと運動量で勝るチャレンジャーズに対し、エリースは卓越したボールポゼッションで対抗。互いに積極的なアプローチを見せる中で、最初にビッグチャンスを掴んだのはエリースだった。
前半19分、ディフェンスラインの不用意な処理ミスからカウンターを受け、エリースが決定機を迎える。誰もが「やられた」と思った次の瞬間、シュートは大きく枠の外に逸れ、ピンチを逃れた。
ファーストチャンスで先制に成功
前半20分からは押し込まれる時間帯が増え、チャレンジャーズにとって我慢の時間となった。だが、39分に左FKのチャンスを掴むと、大澤靖信のクロスにエース操将真が飛び込んで合わせ、ワンチャンスをものにして先制点を奪った。
そして後半に入ると、前半の苦戦がウソのようにチャレンジャーズ攻撃陣が躍動していく。後半5分にゴール前のパスワークから渡辺悠太が追加点を決めると、後半10分には渡辺がゴラッソなミドルを叩き込む。
後半15分にはエース操も負けじと、今日2得点目を奪う。さらに最後は、吹田諒がキレキレのドリブルでDFとGKを抜き去ったあとにトドメとなる5点目を奪い勝負あり。優勝候補を相手に、圧巻の5得点で決勝進出を決めた。
終わってみれば5-0という大勝となったが、前半は相手のシュートミスに助けられるなど、決して簡単なゲーム展開ではなかった。
キャプテンの大澤は「2回戦(11/3)が終ってから、ケガ人のリカバリーなどもあり、人数不足で練習試合が組めないままこの日の試合に挑んだので、前半は試合勘が戻らず、思うようなゲームができませんでした。ただ、試合勘さえ戻れば、1、2回戦と違ってピッチコンディションも良いので“後半は行ける”と思っていました」と力強くコメントした。想定通りの展開となったが、それ以上に選手たちの「この一戦に懸ける思い」が、相手より勝(まさ)ったことは確かだった
優勝で昇格決定、準優勝は入れ替え戦の可能性
準決勝をクリアしたチャレンジャーズだが、例年であれば『関東昇格』となるが、今年は上位カテゴリーであるJFLの残留争いの関係上、まだ昇格決定ではない。
関東地区の流経大ドラゴンズ龍ヶ崎と、中国地区の松江シティの2チームによる残留争いになっているが、最終的にドラゴンズが最下位になった場合は、関東リーグ1部への降格となるため、“玉突き現象”が発生。関東社会人大会で準優勝チームが、関東2部8位のヴェルフェ矢板と入替戦を行う場合もあるのだ。
5度目の挑戦でついに鬼門・準決勝の壁を突破したチャレンジャーズだが「鬼門突破」だけで喜んでいてはいけない。昇格を確実なものにするためには、優勝という結果が必要なのである。
悲願である、関東リーグ昇格へ。そして『昇格』というバトンをトップチームに繋いでいくために、チャレンジャーズは11月7日午前11時から、決戦に挑む。
【決勝戦情報】
第53回関東社会人サッカー大会決勝
11月17日 11:00KO
@さくらスタジアム
vs VONDS市原VERT
(2019,11.17)