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無料掲載【コメント】J2第35節 ザスパ対熊本 パクゴンの同点弾で1−1ドロー

【結果】

 

ザスパ  1−1  熊本

 

 

【得点】

 

21分:清武功暉(熊本)

50分:パクゴン(ザスパ)

 

 

ザスパは前半10分に高橋駿太が負傷退場するアクシデント。前半21分にカウンターから失点し0−1で前半を折り返す。前半はチャンスを作れなかったザスパは後半5分に、松下裕樹の右CKをパクゴンがヘッドで押し込み、同点に追いつく。スイッチが入ったザスパは、後半20分に吉濱遼平を投入し逆転を狙ったが、チャンスを活かすことができずに1−1のドローで終えた。勝つことはできなかったが、最後まで戦う姿勢をみせた白熱のゲームとなった。

 

 

 

服部浩紀監督 

 

 

「雨のコンディションと相手の圧力、カウンターの迫力を受けて、最初に失点してしまったが、そういう中で後半、途中から出た常盤や吉濱がうまく機能してくれた。できれば2点目のチャンスがあったので仕留めたかったが、追加点が奪えなかた。やはり最後の精度がまだまだ足りなかったかなと。特に右サイドからもう少し良いボールが入ると、もっと面白い展開になったのかなと思う」

 

Qハーフタイムにはどんな指示を?

 

「テンポ良く(ボールを)動かすということと、もう少し恐がらずにボールを縦に入れるとか背後に入れるとか。キレイにやろうという意識が強すぎた。相手のカウンターを恐れて、ボールを失いたくないという気持ちが消極的になってしまったのかなと感じました」

 

Q後半に吉濱選手を投入した狙いは?

 

「そこは2トップが縦関係になったり、相手のアンカーのところをついていったりした。いろいろ、彼のストロングを生かされると思って使った」

 

 

 

MF30松下 裕樹

 

「前半アンラッキーな形で失点してしまった、相手の守備のオーガナイズが良くて、うまく前に運ぶことができず、相手の嫌なところにパスを入れられなかった。後半、セットプレーから追いついて自分たちでリズムを作れるようになって、サイドを使うこともできた。チャンスがあったので仕留めたかった」

 

——後半、立て直した要因は

 

「前半は相手の守備が良かったし、前への圧力もあったけど後半は運動量が落ちてきた。それもあって後半は少し、楽にボールを動かすことができた。もっと相手の嫌なところに入れて、相手に圧力をかけたかった」

 

——CKからアシストしましたが

 

CKは練習からしっかりやってきました。最近、セットプレーからの失点が多かったので、その修正という意味で、この試合に向けて攻撃も守備もセットプレーの練習を毎日やってきた。その成果が出たと思う。ただ、セットプレーはキッカーの質で決まると思うし、今日は数が多かったのでもっと取らないといけなかった」

 

FW26瀬川 祐輔

 

——前半について

 

「攻撃というよりも守備のところで相手のプレスにハマり、切り替えでこっちが遅れてしまっていた。その影響で後ろがラインを上げることができなかった。一人ひとりの距離が遠くなり、パスが通らなかった。ただ、押し込む時間帯はあったし、そこでのラストパスやクロスの精度、右足に出すのか、左足に出すのか、そういう細かいところを追求していかないと、こういう試合は勝てないと思った」

 

——後半は立て直したが?

 

「前半の途中から自分たちがボールを握る時間も長くなってきて。後半は相手の嫌なところでボールを受けて数的優位の局面を作っていこうと話していた。怖がらずに縦パスを入れていくことを意識していた。ただ、自分の精度だったり、雨が降っていてイレギュラーなボールになったりして、難しいところもあった。シュートが打てないときに次、誰を使うのか。次の判断が足りなかった。それが引き分けの要因かなと感じている」

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