2016年06月06日 11時50分　
カテゴリ： 採点＆短評

GK 1 榎本 哲也「3.5」

押し込まれる時間帯が長くても焦らず対応。キャッチとパンチの判断が的確で、常に余裕を持ってプレーしていた。

DF 13 小林 祐三「4」

この日の仕事は主に守備。危機察知能力が高く、数的不利になりそうな場面でもそれを見せないディフェンススキルはさすが。

DF 4 栗原 勇蔵「3.5」

中澤とともに中央をガッチリ固めた。先発奪取以降は常に集中力が高く、相手よりも一歩早い動作で守れている。

DF 22 中澤 佑二「4」

相手の攻撃が右に偏っていたこともあるが、ことごとく防壁となって弾き返した。守備で存在感を出せる稀有な選手。

DF 15 新井 一耀「3」

下平欠場によって人生初の左SBへ。左足でボールを持てないのはわかっていたことで、守備での奮闘を評価したい。

MF 2 パク ジョンス「3」

ここ最近先発した試合の中では最もミスが多かった。それでも最終ライン前のフィルター役として欠かせない。

MF 8 中町 公祐「3.5」

肉弾戦ではほとんど負けなかった。ビルドアップ時にボールを前に運ぶプレーには工場の余地を残す。

MF 18 遠藤 渓太「3.5」

齋藤に代わって攻撃をけん引したのはこの選手。またしてもゴールやアシストはつかなかったが、間違いなく大きな戦力。

MF 10 中村 俊輔「4」

自陣ゴール前でのシュートブロックから長い距離を走ってPK獲得。そのPKでも相手GKとの駆け引きに完勝。

MF 11 齋藤 学「4」

前半はハマり気味で調子が良かったわけではない。それでも決定的な仕事ができることに大きな価値がある。

FW 16 伊藤 翔「4.5」

バウンドボールの処理が抜群に上手い。この日の2ゴールはこの選手がいなければなかったかもしれない。

MF 20 マルティノス「2.5」

警告は明らかに不必要。すぐに痛がる悪癖は少し改善されたが、このままでは累積の連続になってしまう。

MF 28 喜田 拓也「3」

パク・ジョンスと並んで守備でボランチコンビを結成。ポジション争いはさらに熾烈になっていくだろう。

DF 5 ファビオ「3」

足をつった新井に代わって左SBへ。下平の状態次第では、これから適性を模索していく可能性も？

監督　エリク・モンバエルツ「3.5」

下平の負傷という緊急事態に迷うことなく新井を抜てき。リードしてからの安全運転采配にも安定感があった。