2016年06月04日 18時26分　
カテゴリ： 選手コメント

【試合に向けて】

エリク モンバエルツ　監督

「（仙 台戦はリーグ戦のメンバー中心の編成か？）いままでのナビスコカップもメンバーを入れ替えたきたわけではない。最初はそうだったかもしれないが、ここ2試合はリーグ戦に出場した選手が4～5人出ている。前回の新潟戦ではボンバー（中澤）や下平、榎本が先発し、栗原や（パク）ジョンスも途中出場した。フィジ カル的には誰が出場してもまったく問題ない。選手に話したのは、ナビスコカップを勝ち上がることが目的で、そのためのベストのメンバーで臨むということ。 勝ち抜くチャンスを最後まで持ち続けるために、ここまでチーム全員で頑張ってきた。メンバーについてはもう少し考える。

　対戦する仙台も、予選リーグを勝ち抜くチャンスがある。だから、とてもハードなゲームになるだろう。我々のスタイルを出して戦わなければいけない。それはポゼッションした攻撃と、もう一つのストロングポイントである守備の強さだ。

（喜田とパク・ジョンスのポジション争いについて）まず、良いことだ。ジョンスはクオリティを見せた。チームには競争が必要。そして今後も代表の活動がある。 いろいろなことを予測しなければいけない。喜田、（富樫）敬真、（前田）直輝の3人はどういった状況になるか、常に考えておかなければいけない。今後いく つかの試合では彼ら二人を同時に使う可能性もある。チームのバランスを保てるディフェンシブハーフが二人いるのはいいこと。それぞれ異なる特徴を持ってい るが、試合によっては二人を同時に使って守備を強くすることも考えられる」

MF 8 中町 公祐

「自 分も去年はナビスコカップに出場する側だった時期もあったし、そこでアピールすることでリーグ戦につながることは理解している。でもプロの世界だから、そ ういった途中経過とは関係なく、この試合を勝つためにどうするかという部分もある。そこは監督のマネジメント次第になる。仮にここまでナビスコカップに出 場していない自分が出るとしたら、出られないメンバーのためにも下手なゲームはできない。リーグ戦でクリーンシートの連勝を達成している流れのまま戦いた い」

DF 4 栗原 勇蔵

「勝 たなければ上には進めない。そして勝っても次からは勝たないと先に進めない戦い。だからこの仙台戦からトーナメントが始まるようなもの。PKのないトーナ メントだ。相手もベストメンバーで来ると思うから、その相手にどこまでできるか。他力ではなく自力で上に行かないと、トーナメントに進んでも意味がない。 勝たないと上に行けない状況というのはカップ戦やトーナメント戦の醍醐味。仙台には開幕戦でやられているし、その借りを返す意味合いもある」

MF 10 中村 俊輔

「仙 台は最近のゲームで復調してきている。我慢する時間帯が必ずあると思うので、そういうときはしっかり耐えたい。あとは相手の人に対してどれだけ強く行ける か。それがバラバラでは意味がないので、チームとして強くプレッシャーに行きたい。寄せるところは速く寄せる。ハードワークが重要になるゲーム」

GK 1 榎本 哲也

「こ こまでのナビスコカップにはすべて出場しているし、普段リーグ戦に出ないメンバー中心で戦ってきた中で決勝トーナメント進出の可能性を残せている。だから これまでのメンバーで戦いたい気持ちもあるけど、今週は週1回だけのゲームなのでコンディション的には誰が出ても問題ない。リーグ戦にも2試合連続で出場 して完封勝利できている。自分が大仕事をしたわけではないけど、ピンチを未然に防げている。この試合でも最終ラインの選手やボランチと協力して完封した い」

MF 18 遠藤 渓太

「周 りからはいろいろなことを言われるけど、焦っている時期はもう過ぎた。いまは結果を残さなければいけない立場だし、それに向かって一生懸命やるだけ。試合 に出られるかわからないけど、試合に出ると思って準備して、結果を残したい。ゴールが一番いいのはもちろんでも、ゴールに絡むプレーができれば少し変わる かもしれない。柏戦では自分のパフォーマンスがまったくダメだった。でも、それに落ち込んでいる時間はないし、次はナビスコカップに向けて準備するだけ」

FW 17 富樫 敬真

「（トゥー ロン国際大会について）欧州やアフリカの国と対戦するのは初めての経験だったけど、スピードやフィジカルで勝てないという感覚はあまりなかった。それだけ にチームとして結果を残せなかったことが悔しい。自分も仕留めるべき場面を仕留めきれなかった。ギニア戦では多少持ち味を出せたけど、全体ではもう1～2 点取りたかった。ナビスコカップにしろリーグ戦にしろ、自分にとっては久しぶりにマリノスでのゲームになる。自分たちがいない間にチームは勝っているの で、戻ってきて流れを止めないように貢献したい」