左サイドバックの一番手は吉尾海夏に。 「マリノスのためにすべてを懸けて戦いたい」という想いが原動力
永戸勝也に全治5ヵ月見込みの診断が下された。想像以上に重い負傷だが、早期回復と復帰を祈るばかりだ。そして同時にマリノスは、重要な最終盤を左サイドバックの本職不在で戦うことを余儀なくされた。
吉尾海夏しかいない。先日のアビスパ福岡戦で今季リーグ戦初先発を飾り、左サイドバックとしてフルタイム戦った。左足のキック精度や技術といった武器よりも、球際で体を張る姿勢や最終局面でやらせないための予測などが光った。
本人の感触も悪くなさそうだ。
「4-0で複数得点と無失点で終われたのはよかった。最初は不慣れなポジションをやることに対して抵抗というか、考えることがあった。今は頭の中を整理できているし、やることがハッキリしている。思い切ってやれている」
寒風吹きすさぶ1月の宮崎キャンプ。吉尾が左サイドバックの位置で練習試合に出場した。当時は小池裕太が負傷離脱していたため、永戸ひとりしかいなかった。一方で吉尾が本職とする中盤は飽和状態。そこで左利きの背番号25が抜擢された。
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