「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「学とは一緒にプレーしてきて、いい友情が生まれた」(ドゥトラ)「2試合で3失点は守備陣にとっては恥」(中澤) [神戸戦直前コメント] -1,160文字-

【試合に向けて】

DF 22 中澤 佑二

「リーグ戦が 再開して2試合で3失点している。2試合で3失点は守備陣にとっては恥。それにセレッソ戦の最後はふがいない失点で引き分けになってしまった。それを神戸 戦で取り返さないといけない。マルキにばかり注目が集まりがちだけど、森岡や小川といった若手はJ2で試合に出続けることで自信をつけてきた。彼らにも注 意しないといけない。それにボランチのシンプリシオはとてもいい選手なので気をつけたい」

樋口 靖洋 監督

「夏場の連戦のことは1月から考えていた。でも今回の連戦はすべて中3日なので中2日のゲームよりもだいぶラクだと思う。ラフィーニャはまだまだ実戦が少ない。セレッソ戦は途中から2トップにして彼の持ち味が出た。実戦で1トップを試していないし、伊藤翔も1トップの役割を十分果たしてくれているので変える必要がない。いまは2トップにするときの切り札が一番いいのかなと。
神戸は外国籍選手が攻撃の中心をになっている。ダブルボランチのチョン・ウヨンとシンプリシオは二人とも能力が高いし、前ではマルキが起点になって、ペドロ・ジュニオールはドリブルがある。それに小川や森岡といった選手もとても能力が高い。やっぱりコンパクトに戦うことが大事になる。特にペドロ・ジュニオールはドリブルからプレーがスタートするので一歩目を止めることが大事になる」

 

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DF 5 ドゥトラ

「いまのところ落ち着いている。試合になったときにどんな感情になるかは分からない。いろいろなことを思い出すかもしれない。特別でもあり普通の1試合でもある。長い間プレーしていたチームでのホームラストゲームであり、シーズンの中でも大事な1試合でもある。チームメイトには感謝の気持ちしかない。(齋藤)学とは一緒にプレーしてきて、いい友情が生まれた。彼は攻撃的な選手なので常にゴールを意識してプレーしてほしい」

MF 7 兵藤 慎剛

「神戸はバランスのいいチームになっている。若手とベテランと助っ人選手がうまく融合していて、力のあるチームだと思う。でもウチとしてはホームゲームなので主導権を握って、自分たちでボールを動かしつつ試合を進めたい。広島戦もセレッソ戦も先制されて試合を難しくしているので、先手を取ることで試合を優位に進めたい。先制して、失点ゼロで、追加点を取って勝つのが理想」

 

MF 8 中町 公祐

「いつもそうだけど、今回も中盤の攻防が試合の鍵を握る。メンバー表を見て、相手のボランチがどんな選手かイメージする。今回は外国籍選手二人が相手になるけど、どちらも個の能力は高い。そこで自分たちが優位に立てれば試合全体も優位に進めることができる。セレッソ戦のように高い位置でボールを奪えれば自分たちのサッカーができるし、自分としてもそのほうが持ち味を出せる」

 

 

 

 

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