「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「自分としてはビルドアップで持ち運べることが一番の特徴だと思っている。相手を1枚はがす、2枚はがすことは意識しているし、それは自分の武器だと思う」(實藤友紀)

 

[コメント]

DF 19 實藤 友紀

 

――畠中選手が負傷離脱した。彼抜きで残り11試合を戦うことになるが、實藤選手は重要な役割を担うと思う。感じていることと意識は?

「シン(畠中槙之輔)が大きなケガをしてしまって、彼がやってきたことやマリノスに貢献してきたことを考えるとすごく大事な戦力を失ったというのはある。僕たちいるメンバー全員でしっかりカバーして、僕自身もチャンスだと思っているので、そこでしっかりといいプレーをしてチームを勝たせられるようにやっていきたい」

 

 

――広島戦にもし出場すれば、8月の清水戦以来の先発になる。それを踏まえてどんなところに気をつけたい?

「エスパルス戦以降は鹿島戦で途中出場したくらい。エスパ戦は結果として2-2のドローで、勝ち切らないといけない試合だった。自分のプレーとしても失点を減らせる部分はあったと思う。でもチームとしてはそこから連勝して上昇していったので、もし出場したら波を上昇させられるように、広島に勝ちたい」

 

――リスク管理で意識する部分は?

「前の攻撃力はすごく武器になっている。それ以外のところでも後ろの失点も少ない。鹿島戦は0-2で負けてしまったけど、それ以外の試合は失点も減らせている。リスク管理やバランスの部分は試合を重ねるごとに良くなっている。監督が代わってもサッカーは変わらないし、みんながマリノスのスタイルを理解している。それに満足することなく常に向上させようと思って毎日練習している。その試合が良かったからどうこうではなく、もっと向上させることを目指してやっている」

 

 

――鹿島戦は急きょの出場だったが、ピッチに立ってからシュートを打たれていないと思う。相手の戦い方はあるにせよ、ほぼやられていない。ポジティブに感じている?

「0-2だったので後ろはリスク管理だけはっきりさせて点を取りに行くということで前向きなプレーになった。ゴールは奪えなかったけど惜しいシーンはあった。ああいうところで引き分けとかに持っていければよかったけど、鹿島の強さや割り切り方で点を取れなかった。試合としては自分が入ってやるべきことは最低限できたかなと思う」

 

――畠中選手と實藤選手では得意なプレーが違うと思う。實藤選手だから見せられるもの、見せたいことは?

 

 

ヨコエク

(残り 746文字/全文: 1741文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

tags: 實藤友紀

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ