明日はヴェロスクロノス都農との練習試合を予定。 フォーメーション練習では連勝中のチームに手を加えるアプローチも [宮崎キャンプレポート]
昨日からスタートした夏の宮崎キャンプ。1月下旬や2月上旬に実施するプレシーズンキャンプと大きく違うのは選手たちのコンディションである。
7月10日のアビスパ福岡戦を終えたチームは約1週間のリフレッシュ期間を過ごした。とはいえ主将の喜田拓也が「休むところもあったけど、冬ほどの長期の休みでもなかった」と話すとおり、培ってきたスタミナや心肺機能がゼロにリセットされるわけではない。
実際に選手たちは高い強度の練習にもしっかり対応できており、今日の練習ではさっそく11対11のフォーメーション練習を実施。相変わらず攻守の切り替えが早く、球際は激しい。マリノスらしいトレーニングは今キャンプも健在だ。
「何人かの選手が移籍したけど、自分たちがやることと目標は変わらず、ただ上だけを目指す。その大きなモチベーションがあるので、みんなオフ明けから意識高く練習に臨めているので、雰囲気はいい」(水沼宏太)
現時点でケヴィン・マスカット新監督は不在で、引き続き暫定的に指揮を執っている松永英機監督とジョン・ハッチンソンヘッドコーチが練習の音頭を取る。そういった意味でトレーニングの様子はオフ期間前とほとんど変わらない。
多少変わったとすれば、選手の顔ぶれか。オナイウ阿道が海を渡り、伊藤槙人や高野遼といった準主力が他クラブへ出場機会を求め、樺山諒乃介は武者修行へ旅立った。反対に角田涼太朗や宮市亮が本格的にポジション争いへ挑み、浦和レッズから期限付き移籍で加わった杉本健勇も合流。そしてヴィッセル神戸からのオファーを断った仲川輝人も元気そうな様子だ。
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