「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ベースは”4-2-3-1″ [練習試合 ザスパ戦] (藤井雅彦) -2,268文字-

 

【練習試合リザルト】

日時:2月13日(木)11時キックオフ
形式:30分×4本
対戦相手:ザスパ草津群馬(J2)
結果:4-3(1-1、2-0、1-2、0-0)
得点者:1本目13分平繁(群馬)、1本目22分矢島、2本目5分齋藤、2本目14分矢島、3本目7分ファビオ、3本目10分平繁(群馬)、3本目16分乾(群馬)

 

宮崎キャンプを終えたマリノスを待っていたのは、想定外の大雪といくつかのアクシデントだった。

まず前者についてだが、今月8日に関東地方を襲った記録的な大雪の影響により、予定されていたトリコロールフェスタは9日に順延。その後、交通機関の乱れやアクシデントを考慮し、中止が決定した。クラブにはJリーグ中断期間の5月後半や6月に代替イベントを開催する意向があり、1年に1度の機会を楽しみにしていたファン・サポーターはその日を待つしかない。だが、そういった人々が雪かきに尽力してくれたおかげで、チームは11日から無事に再始動を切ることができた。それについて中村俊輔も「本当に感謝したい」と頭を下げていた。

4-2-3-1_練習試合1本目 より深刻なのはもう一つのアクシデントである。この時期のアクシデントといえば、それはもう負傷以外にない。宮崎キャンプでは伊藤翔が右臀部に違和感を訴えるという最小限のアクシデントにとどまり、その伊藤も11日以降は少しずつではあるが全体練習に合流している。また対人練習には参加しておらず。13日に行われたザスパ草津群馬との練習試合は回避したが、順調に回復すれば週末の練習試合には時間限定で間に合うかもしれない。これはひとまず朗報と言えるだろう。

ただし伊藤と入れ替わるように負傷者が続出している。まず11日午後の練習中に40歳のドゥトラが左ひざの痛みを訴えて離脱。12日午後の紅白戦で藤田祥史が左足首を強くひねり、帰り際には松葉杖をついていた。負傷は連鎖するもので、群馬との練習試合では端戸仁が背中の痛みで、さらに喜田拓也も左ひじの負傷で途中交代した。その結果、練習試合の終盤は小坂雄樹コーチが緊急出場する事態に陥ってしまった。

 

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