今オフの契約更新第1号は右サイドバックの松原健。「新戦力の血を加えることも大事だけど、僕たちがレベルアップしないといけない」と2021年にむけてオトナの決意を語る
今オフの契約更新第1号は右サイドバックの松原健だ。
マリノスは今日24日にDF松原健(27)が来季の契約を更新したことを発表した。
今シーズンは過密日程を過ごしたため、新加入の小池龍太と交互に右サイドバックを務めた。それでも高い戦術理解度と後方からの球出しといった特徴は健在で、10月10日の古巣・大分戦では見事な左足ボレーシュートを叩き込んで勝利の立役者となった。
小池とのライバル関係について、かつて松原はポジティブに語っていた。
「リュウ(小池龍太)はマリノスに加入して、すぐにこのサッカーに馴染んだ。それは彼が持っている力で、自分ももっと頑張らないといけない状況だった。今年は連戦だったからローテーションで試合に出られた部分もあって、週1回の試合なら違ったかもしれない。それくらい危機感を持っているし、切磋琢磨できる良きライバルです」
早生まれの松原は来年2月に28歳になる。アスリートとして成熟し、完成されていく年代だ。かつてのように怖いもの知らずでイケイケの若者から脱皮し、酸いも甘いも経験したプロサッカー選手としてチームの中心を担う。
そんな時、自身を奮い立たせてくれるライバルや後輩の存在は重要だ。
「ライバルがいるのは大歓迎。自分の経験も伝えたいし、自分も彼らが持っている経験や勢いを学んで、盗みたい。それがお互いの成長につながると思うから」
若手ではなくベテランでもない。かといって中堅という形容詞も似合わない。ちょっぴり“オトナ”になった松原健がそこにいる。
迎える2021シーズン、チームはどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。鍵を握るのは『既存選手の成長』と言い切る。
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