「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

(来季もマリノスでプレーするのか?) 「99%やる」 [栗原勇蔵の契約更改交渉について]

 

 

 

マリノスは4日、DF栗原勇蔵(35)と来季の契約についての話し合いを行った。シーズン終了後としては、全選手の中で先陣を切って小倉勉スポーティングダイレクターら首脳陣との交渉の席に着いた。

クラブはすでに来季の契約延長を提示しており、栗原自身も「来年またチャンスをもらえたので、体を鍛えて挑戦したい」と気合い十分。以前から「マリノスでできるだけ長くプレーしたい」と話し、マリノス愛はとどまることを知らない。契約に関する詳細については今後詰めていくことになるが、トリコロール一筋の若大将は2019年もマリノスのユニホームを着てプロ18年目を戦う。

今季はケガの影響もあり、リーグ戦では3試合270分の出場にとどまった。シーズン途中にはドゥシャンやチアゴ・マルチンス、畠中槙之輔らセンターバックが続々と加入する厳しい状況に身を置いたが、練習で見せる空中戦の強さや迫力は健在。さらにピッチ外での後輩選手や外国人選手への気配りなどコミュニケーション能力も高く評価されている。

35歳となり、すっかりベテランの域に入った。同年代の選手がスパイクを脱ぐニュースも多く聞こえてくる。それでも栗原にはやり残した仕事がある。

来年こそタイトルを獲得し、マリノスに歓喜をもたらす。

 

 

 

[コメント]

DF 4 栗原 勇蔵

――2018シーズンを振り返って

「試合にあまり出られなかったし、チームとしても残留争いのような形になってしまった。あまり良いシーズンではなかったと思う。新しいことにトライするシーズンだったので、いろいろ難しいシーズンだった」

 

――来季を戦うベースはできた?

「今年は完全にゼロからのスタートに近かった。来年はゼロからではない。それが1なのか2なのか3なのかは分からないけど、今年よりは確実に良くなる。監督はブレずにあのサッカーをやると思うし、選手も腹をくくってやるのは変わらない。ただ今年よりも良い結果を出さなければいけないし、来年はある意味で勝負のシーズンになる」

 

――来季もマリノスでプレーするということか?

 

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