「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

大津祐樹はハードワーカーとして新境地を開拓。日本代表・天野純には違いを生み出し、マリノスを勝利に導く役割を課したい [J28節 仙台戦プレビュー]

 

 

前節のジュビロ磐田戦から大きなメンバー変更はなさそうだ。さらに言うならば、前々節の浦和戦からも大きく手を加えていない編成である。その理由は「正直言うと磐田戦よりも浦和戦のほうが内容はよかった。でもサッカーは時として結果と内容が一致しないことがある」(アンジェ・ポステコグルー監督)と捉えているからだ。

今季2度目の退場処分によって2試合の出場停止が課されたドゥシャンのポジションには畠中槙之輔が入る。右利きながら左足でも球出しできる能力を持ち、左センターバックの位置から攻撃の起点となる。これまでの試合では守備時にやや軽い対応が散見されるものの、年齢を考えれば今後の伸びしろと考えればいい。ベンチには35歳になった栗原勇蔵が控える。

 

 

左肘骨折で伊藤の離脱が発表されたストライカーポジションには、リーグ戦4試合ぶりにウーゴ・ヴィエイラが先発する。ゴール前で本領を発揮するワンタッチゴーラーが、チームのためにどれだけ献身的にプレーできるか。伊藤が好調だっただけに痛い離脱だが、ウーゴに懸かる期待は当然大きい。ゴールはもちろんのこと、ゴール以外でのアクションでチームをけん引してほしい。

 

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