「そこで負けると苦しくなる」。東慶悟、昨年は出番がなかった川崎戦で結果にこだわる【2025 J1第7節vs.川崎フロンターレ Preview-3】

撮影:後藤勝
ルヴァンカップ1回戦では奈良クラブに苦しめられた。この試合に出場した東慶悟は「相手がJ3なので簡単は相手に思われがちですけど、大して(J1、J2、J3各カテゴリー間の)差はない」と、奈良の強さを認めた。そして「内容は変えられますけど、結果は変えられない」と、カップ戦初戦の勝利を喜びながらも「そこを達成出来たとこはよかったですけど、まだまだ改善することはいっぱいあります」と、気を引き締めた。
◆最適解を見つけていく
奈良はJFL時代の2021シーズンからフリアン マリン バサロ前監督が指揮を執り、スペイン流を仕込んできた。昨年、JFL降格圏に沈んだことで中田一三監督に指揮官が交代したが、ボールを保持する狙いに関しては一定の継続性があり、手練れと言っていい。明確なスタイルを構築、今シーズンに関してはこのルヴァン後のJ3第6節に勝利を収めて4位に浮上、昇格を狙える位置につけているが、J3昇格後だけを考えても結果が出始めるまで3シーズンを要していることになる。
それに対して東京の場合は新たなスタイルを構築しつつも、同時にいま結果を残してJ1での上位進出も求められ、3カ年計画というわけにはいかない立場だ。この点について東は次のように語った。
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