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水を得た魚のような東京、国立不敗神話継続!365日ぶりスタメン、黒子の東慶悟が一方の主役に躍り出る。「出場機会がなかった選手がアピールして、それがチームだと思う」【2024 J1第30節 vs.名古屋グランパス Report】

 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 9月14日、FC東京は国立競技場でJ1第30節に臨み、名古屋グランパスと対戦。4-1の勝利を収めた。東京の勝利は7試合ぶり。新国立競技場となってからの同スタジアムでの通算成績は8勝1分となり、国立不敗神話を9に伸ばした。
 
◆「ああいう動きがチームとして少ない」
 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 東慶悟の一撃が流れを変えた。2023年9月15日のJ1第27節川崎フロンターレ戦以来、365日ぶりの先発。今シーズン好調を継続し、機会は少ないながらも公式戦に出場すれば黒子のような好プレーで流れを変えることがしばしばだった背番号10が、一気に仲川輝人と並ぶ国立の主役に躍り出た。
 
 けが人が出なかったとしてもスポットライトが当たっていたことだろうが、先発を確定させたのはやはり離脱者の続出。そして守備にも攻撃にも気の利いたプレーを連発する東が、ドイスボランチの一角でいきいきと躍動した。
 
「なんでパパと入場出来ないの」「最近パパと入場出来ないよね」
 我が子の一言が、時に突き刺さる今シーズンだった。しかしそれも限定ユニフォームを着用した初先発の一夜で解消。前半13分の先制ゴールで白星を引き寄せた。
 

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