森重真人、引退を発表した盟友・柏木陽介に想いを馳せる。そして視線はFC東京のこれからへ【Report】

練習中の森重真人。撮影:後藤勝
いわゆる“調子乗り世代”のU-18、U-19、U-20日本代表で活躍した柏木陽介が11月1日、今シーズン限りでの現役引退を所属のFC岐阜から発表した。引退に関する記者会見はあらためて設定されるとのことだが、既に反響は大きく、かつて調子乗り世代に関わった森保一日本代表監督も、カタールでおこなわれたAFC表彰から帰国したその足で柏木について触れるほど。
11月3日、同じ1987年生まれの森重真人を小平に訪ねると、代表ではチームメイト、クラブレベルでは所属が一致せず常にすれ違っていた背番号3は、万感の想いを込めて口を開いた。
◆いままでのFC東京をつくり上げてきてくださった人たちへのリスペクトも……
「まずはお疲れ様でした、と声をかけたいです」
戦友でありピッチを離れても友。そして己の先をゆく指標でもある柏木の引退は森重にとっても大きな出来事となった。

引退を発表した翌日、11月2日のFC岐阜の練習に於ける柏木陽介。撮影:後藤勝
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