木本恭生、鬼気迫る守備で東京の防波堤に。広島撃破に満足せず、あと2週間で攻撃面の向上を図る【リード文からコメントの約半分まで無料公開】

やたらと仲がいいアルベル監督(左)とミヒャエル スキッベ監督(右)。撮影:後藤勝
宮崎キャンプの打ち上げとなった練習試合サンフレッチェ広島戦は、昨年の公式戦がそうであったように実力者の相手に押し込まれる展開ながら、FC東京が得点を重ねて勝つという結果に終わった。勝因のひとつには、積極的に仕掛けてきてボールの動かし方が巧く、速攻にも迫力がある広島に対し、センターバックの木本恭生をはじめとして守備陣が粘り強く対応し、失点を防いだことが挙げられる。ここでは森重真人と木本に対して私(後藤)が質問した範囲の質疑を一問一答のかたちで掲載し、その後、センターバックコンビを中心として今年のキャンプと広島戦を振り返っていく。
◆一問一答
○森重真人

森重真人。撮影:後藤勝
──右サイドは新しい選手が多くていま、攻撃をつくっている部分が多いようだが、左サイドは完成されているように思う。
最初の10分くらいうまくいかなかったので、そこで○○と話して位置を変えたりとか。今まで、これがだめだったら次はこれを試してみようという積み重ねがあって、まあ今日はそれがうまくいったと思います。
──森重選手から○○にいいパスがスッ、スッと通っていた。
そうですね。いいコンビだと思います(笑)。
○木本恭生

木本恭生。撮影:後藤勝
──未然に危険な場面で防ぐ、ゴール前で身体を張る、抜かれそうなところで味方の背後をカバーするなど、今日はかなりディフェンスでの活躍が目についたが、ディフェンダーとしての手応えは。
そうですね、攻撃的に行くという趣向なので、カウンターなどで危ないシーンをつくられるとは思いますけど、ああいうところで身体を張るというのが、まずはセンターバックとしての第一の役割だと思うので。そこを最低限やらないといけないというなかでは、結果として無失点で終われたのはよかったかなと思います。
──広島はJ1の上位。彼らに押し込まれはしたが木本選手がしっかり粘って跳ね返すことを繰り返したことでまたペースが東京に来たという面もあるように思う。あのように耐えることも重要か。
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