小泉慶、同年代の盟友・鈴木準弥とのライバル関係に「出られる選手、出られない選手がいますけど、みんな『東京のために』という想いはあると思う」【2023 J1第19節 FC東京vs.柏 Preview03】

撮影:後藤勝
アルベル監督体制の最後に右サイドバックへとポジションを移した小泉慶は、安間貴義ヘッドコーチが暫定的に指揮を執ったルヴァンカップの京都サンガF.C.戦でもそのまま右サイドバックを務め、ピーター クラモフスキー監督がやってきたあとの名古屋グランパス戦でも同じポジションでの仕事がつづいた。
鹿島アントラーズ時代などに右サイドバックでプレーしていたことはあるが、東京に来てからはボランチ。同年代で親しい左サイドバックの徳元悠平、右サイドバックの鈴木準弥とポジションが被ることはなかった。しかしいまは鈴木とひとつのポジションを争う関係になっている。
◆一人ひとりにちがうよさがある
この構図について当事者が抱える想いを言葉にするのはそう簡単なことではない。小泉は話している途中に何度も言葉につまり、言い直そうとしながら、言葉を絞り出した。
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