青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

青木拓矢「原点の部分がすごく大事」。苦しむFC東京にあって守備をまとめ、球際の力強さでチームを鼓舞する“青木さん”に超期待【2023 YLC Eグループ 第4節 FC東京vs.G大阪 Preview】

 

撮影:後藤勝


 4月19日、FC東京は味の素スタジアムでルヴァンカップEグループ第4節に臨み、ガンバ大阪と対戦する。直近のリーグ戦、J1第8節セレッソ大阪戦にベンチ入りしながら出場機会がなかった長友佑都とエンリケ トレヴィザンは余力があり、このガンバ戦に出場出来る見込み。

 先発級を一部残しながら若手を組み込むことはこれまでと同様。そうした若いチームを、ベテランの域に入ってきた青木拓矢が落ち着かせることが出来るかどうか。舵取り役としての期待が高まる。

◆そういったところこそ大事

「復帰してからそこまで試合をこなしているわけではないですし、まず自分にフォーカスを当てて、そこがいちばん大事で。入りはそれで、徐々に若い選手にいろいろ意見を言っていけたらなと思います。
 離脱した期間が長かったのでまだまだだなというのはありますし、ゲームが(自身の状態を)いちばん早く戻す特効薬かなと思っているので、そこでしっかりプレーして前回よりも長い時間プレーしたいなと思います」

 離脱者が続出し、緊急の帯同で4月1日のJ1第6節サガン鳥栖戦に途中出場したときは18分間+アディショナルタイム。同月5日のルヴァンカップEグループ第3節ガンバ大阪戦では、鳥栖戦での出場時間が短かったとはいえ先発して55分間プレー。まだ決していい状態ではないにも関わらず、チームのためにフル稼働した。現在も試合勘やボールタッチの精度は好調時に戻っているわけではないが、60分間以上プレーしてゲームを壊さず勝点を得ることを目標としている。

(残り 1177文字/全文: 1895文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ