アルベル東京参上!「キャプテンは明日発表」と指揮官【FC東京始動日/無料公開】

小平の練習開始前(撮影後藤)。


ピッチに入ってくる監督、スタッフ、選手(撮影後藤)。
1月16日、小平でアルベル監督率いるFC東京トップチームが始動した。挨拶のあと、フィールドプレーヤーはランニングや全員参加のボール回しなど軽めのメニュー。一方、ゴールキーパーは反応の高速化を促すような濃い内容のトレーニングに初日から取り組んだ。伴和暁チーフマネージャーもついているが、藤原寿徳GKコーチはヤクブ スウォビィク(以下、クバ)に対して英語での指示。クバ自身もすべてのメニューを即座に理解し、コミュニケーションに問題はなさそうだった。最後は合流してディフェンダーなしのクロスシュート練習。約1時間の練習を終えた東京は明日17日に沖縄県へと移動、キャンプを開始する。

自信とやる気が感じられる紺野和也(撮影後藤)。

安間貴義ヘッドコーチは練習のオーガナイズ(何をしている間にこれをやる、など練習内容の構成)を担当しているもようだ。白井裕之インディビデュアルコーチとともに動いている。またエウ ガヴィラン フィジカルコーチからも指示の声が出ていた(撮影後藤)。

岡庭愁人(撮影後藤)。

髙萩洋次郎(撮影後藤)。
◆キャプテンは4人?
全体練習終了後、まだ動き足りないと見えるクバをはじめとするゴールキーパーの居残りを見ていると、早々に引き上げてきたアルベル監督の囲み取材が始まった。小平現地の対面とオンライン参加の記者も含めたハイブリッド方式となる。オープンエアーの現地はソーシャルディスタンスを確保し、レコーダーをテーブルの上に置いてのインタビュー。現地参加記者はリアルに手を挙げ、その後、オンライン参加記者は画面上の挙手ボタンを押す。

囲み取材でのアルベル監督。©F.C.TOKYO
初日の練習の意図について訊ねると、アルベル監督は「ファンのためのトレーニングで、それ以上でもそれ以下でもありません」と明確だった。
また、キャプテンについてはキャンプ中の観察で決めるのか──と訊ねると、答えは否。アルベル監督が自らの考えで選び、明日17日には既に選んでいるふたりの名前を発表。プレシーズンの終盤にあとふたりを選ぶという。
アルベル監督とともに挨拶した森重真人は囲み取材にも選手代表として対応。このもようを含む囲み取材の詳細、新加入のクバについては続報でお伝えする。
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