逆オファーで参加の平山相太さんがFC東京に対する熱い想いを語った『ボクらの東京時代 2nd leg』。東京ファミリートゥリーの厚みを感じさせるライブ配信企画の究極

羽生直剛CN(左上)、徳永悠平(右上)、田邉草民(右下)、吉本一謙(左下)、平山相太さん(中央下)。
青赤STAYHOME週間に始まり、このあところ青赤LIVEなどで実現しているFC東京在籍経験のある選手たちがやってきての配信がアツい。協力してくれる、現在の彼らが所属するクラブへの感謝が先に立つのはもちろんだが、移籍後も東京のことを気にかけるかつての仲間たち、彼らを忘れず追いつづける東京ファン、呼ぼうとするスタッフ、それぞれの想いの強さが伝わるいい企画ばかりだ。
◆熱かった平山相太さん
音楽CDを買うと、そのバンドのファミリートゥリーがライナーノートに挟まっていることがある。バンドメンバーの変遷、加入と脱退を家系図に見立てたものだが、たとえばビル ブラッフォードというドラマーは1972年当時人気の絶頂にあったYESを脱退して同じプログレ四天王の一角KING CRIMSONに加入、解散後にはスーパーグループのU.K.を立ち上げている。するとKING CRIMSONのファンはYESにもU.K.にも「近いもの」としての興味を持つことになる。そのようにして在籍メンバーが関わったすべての作品を追うリスナーも珍しくない。
独特の理念やスタイルを有するグループ内でも数年おきにプロジェクトの方向性が変わりメンバーが変わり作風が変わることは珍しくない。数十年の歴史をたどると、ある時点の4~5人だけでなく、数期分のメンバー全員に意味があると思えてくる。
似た見方はFC東京にも適用できる。
たとえ2020シーズンのV・ファーレン長崎には徳永悠平、名倉巧(FC東京U-15深川出身)、大竹洋平、富樫敬真といった東京勢が所属しているが、佐藤由紀彦や下田光平、幸野志有人、中村北斗といった選手たちもいたことがあり、さらには東京にやってくる以前の大久保択生が所属していたクラブでもある。なかなか太い枝だと言っていい。
ひとつの世代、4~5年から10年くらいの期間に、
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