【有料記事/J1第24節第4報】アンカーの枠に収まらずフォアリベロ的な動きをした髙萩洋次郎、外したあの一撃に責任を痛感(2017/08/27)
横浜F・マリノスに敗れたJ1第24節は、前半39分に髙萩洋次郎があのシュートを決めていればあるいは勝てたかもしれない試合だった。そしてそのシュートは、インサイドハーフよりも一列後方の髙萩が積極的に前に出て何度も攻撃に加わっていたからこそ発生したものでもある。いままでも前に出たケースがないわけではないが、ここまでの頻度で誰の眼にもあきらかなほどではなかった。
ひと昔前ならマティアス・ザマーあたりのリベロ、フォアリベロを想起させるようなプレーぶり。もちろん、守備では最終ラインの中央に入ったり、後方の危険地帯を潰しに行きもする。
後日紙媒体に発表する記事のための取材でオーストラリアの経験について訊ねたとき、髙萩は「前への推進力」について語っていたが、そのオーストラリアサッカーの影響もあるのではと思わせる動きだった。
この日の髙萩洋次郎について、篠田善之監督は意図したとおりのプレーであることを説いた。
「マリノスがビルドアップをしようとするとき、橋本(拳人)と米本(拓司)がマッチアップして(髙萩)洋次郎が浮くかたちになるんですね。奪った瞬間、
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