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【今週の小平】Preview◆みちのく攻略作戦~戦術でセカンドボールを制し、鬼門を突破せよ/マッシモ フィッカデンティ監督、権田修一、徳永悠平、太田宏介、梶山陽平(2015/05/04)

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Preview◆みちのく攻略作戦~戦術でセカンドボールを制し、鬼門を突破せよ/マッシモ フィッカデンティ監督、権田修一、徳永悠平、太田宏介、梶山陽平

 

マッシモ フィッカデンティ監督の就任以来、次節対策の肝となるディテールは明かされないFC東京だが、輪郭までは開陳してくれることが常だ。東京がどんなチームで、ベガルタ仙台がどんなチームか、取材をする側もされる側も先刻承知だが、確認の儀式を拒否する気配はない。

ACL出場チームの日程消化が遅れるため、当面の順位は暫定となるが、東京は次節、仙台に大量得点で勝てば、暫定首位に浮上する可能性がある。しかしこの明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第10節で東京が乗り込む会場は、過去、苦手にしてきた場所だ。
ユアテックスタジアム仙台の戦いにくさ。これはいかんともしがたい。
徳永悠平は「難しい試合になると思う」とアウエーの難度を認めながら、そのこともあってか、コンディションの重要性を説く。
「コンディションをどれだけ整えられるか。よければ、やれると思う」

だが、日頃「状態のいい選手を使っていく」と広言しているマッシモ フィッカデンティ監督は「コンディションも重要だが、やはり戦術ありきだ」という見方だった。
「東北のナイトゲームで気候はまちがいなく変わります。しかしそれは相手にとっても同じです。フィジカルコンディションは常に大事になってきますけれども、それプラス、戦術レベルでスペースをかんたんに与えずに、先にセカンドボールに対して準備ができているということが大事です」

この辺りの情報についてはすでに選手たちに開示され、本日の戦術練習でも伝えられたらしく、徳永悠平と梶山陽平の談話には、それらが刷りこまれたフシがあった。

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