「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

地元徳島に乗り込む次節に向けて、CB平松航「戦術云々いろいろありますが、今は全員が熱量を出して、結果を出すことが第一」【ここで勝つんだ】(24.5.10)

前節藤枝戦(●0-1)で平松航が4試合ぶりにスタメンでピッチに立った。堅調な守備を牽引したが、隙を見せた時間帯にやられた前節。8戦勝利なし、4連敗も踏まえ、現状を語ってもらった。

 

▼あの時間帯は発信が不足した

――ケガで離脱していましたが、大事に至らなかったようですね。

「そうです。ここ数試合は連戦だったし、長期離脱するわけにはいかない状況もあったので、大事をとって前節藤枝戦(●0-1)から復帰しました」

――前節藤枝戦もそうですが、平松選手が復帰してきたらボランチが2枚になっている状況でしたが、手堅さ、安定感が出てきたかなと思います。

「そうですね。ボランチが2枚いるので守備のスイッチを掛けやすくなったと思います。自信を持って、全体がスイッチを合わせられるようになっている。もっと出足を速くできればもっと良くなると思います。今は相手にウイングまでボールを飛ばされたときにインターセプトしてカウンターを打つという形がなかなかないので、そこは出せるようにしたいんです。自分のコーチングでそのスイッチを入れさせていきたいなと思っています」

――後ろにボランチが増えた分、プレスのアプローチに行っても後ろにまだ人がいるし、という思い切りの良さが出ている。

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