「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

勝ち切るためにはベースの強度アップがマスト。【J2第11節 鹿児島ユナイテッドFC戦 プレビュー&コラム】(24.4.20)

前節はアウェイで水戸ホーリーホックと対峙し、2対2。10試合を消化して3勝3分4敗、15位。今節はアウェイで16位鹿児島ユナイテッドFCと対峙する。先制点を奪い、勝ち切れるか。会場は白波スタジアム。キックオフは21日(日)14時を予定する。

    

PICK UP こうなると宮崎鴻か。

 

▼鹿児島と2019年以来5年ぶりに対峙

前節水戸戦(△2-2)の試合直後、2アシストの殊勲、石田凌太郎が「球際、切り替え、相手よりも走る部分は、少なからず水戸さんに負けていた」と振り返った。

今季、相手よりも球際や切り替えなどのベースで上回り、上々といえる内容で勝ち切れたのは3節甲府戦(〇2-1)だった。あのゲームにおけるベースの強度は申し分なかった。アンカーとしてゲームを支配した栃木の24番に対して「今日のMOMは神戸だ!」という声が方々から飛んだが、神戸は文字通り、セカンドボールを支配し、試合を支配した。

どのチームにも共通するが、とりわけ栃木からベースの部分を差し引けば、およそ勝負にならない。それが不足すれば、例外なく劣勢を強いられる。前節水戸戦も同様だった。

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