「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

下位直接対決はやり合い。求められる「攻守に足を止めない90分間」。泥臭く勝ち切り、いざ反転攻勢を。【J2第22節 レノファ山口戦 プレビュー&コラム】(23.6.23)  

前節はホームに首位町田を迎え、1対1。前半戦が終了し、21節終了時点で5勝6分10敗、勝点21、順位は20位。今節は19位のレノファ山口をホームゲームに迎える。下位直接対決の大一番。正念場だ。キックオフはカンセキスタジアムとちぎで24日(土)18時を予定する。

 

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▼スタジアム一丸となって流れを捻じ曲げろ

前節町田戦(△1-1)。試合前、カンセキスタジアムに入って来るチームバスに対し、多くのファン・サポーターが集まり、今まで以上に鼓舞し、盛大に盛り上げた。あのときの光景について宮崎が「めちゃくちゃ良かったです」と声を高ぶらせた。

「あのとき、声援を直に聞きたいと思って、バスの前のドアを開けてもらったんです。すごく応援が聞こえてきて、みんなの目つきが変わっていました。あれ、選手たちはめちゃくちゃあがります。もっと呼び掛けてみんなでやってほしいです。あれ、めちゃくちゃいいですよ」

仕切り直しとなる後半戦の初陣。ホームにレノファ山口を迎える下位直接対決。栃木は前半戦で色々と課題を露呈してきたが、ここでもう一度、気合いを入れ直し、スタジアム中の大きなうねりで流れを捻じ曲げたいところ。

 

前節の首位町田戦は先制に成功したが、78分に失点してドロー決着。3試合前の19節藤枝戦(△1-1)も先制しながら試合終了間際に追いつかれてドロー決着。

勝ち切れない試合、悔しい思いが続いている。

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