「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

まずは攻守で強固に繋がること。そして「いい守備からいい攻撃」を。【J2第39節 大分トリニータ戦 プレビュー&コラム】(23.10.21)

前節はアウェイの山形に乗り込み、0対2、連敗は4に伸びた。38節終了時点で10勝12分16敗、勝点42、順位は19位。今節はホームに11位の大分トリニータを迎える。会場はカンセキスタジアムとちぎ。キックオフは22日(日)14時を予定する。 

    

PICK UP バンダナエースの状態は上々だ

 

泣いても笑っても残りは4試合。

栃木は前節山形戦(●0-2)を落とし、4連敗。その後、この2週間弱でチームがやってきたことはレポートやコメントでお伝えしてきた。

このホーム大分戦を前に時崎監督は「自分たちができることをしっかりやることが大事だと思っています」といった。

自分たちを大きく見せようとしてもしょうがない。逆に卑下してもしょうがない。自分たちが今、できることを愚直にやる。自分たちができていたことを今、もう一度愚直にやる。

攻守が繋がり、一つになって戦う。今、栃木がやるべきはこの一点に尽きる。意思を合わせれば、必ずできる。それは仲間同士で助け合うことと同義だ。チーム一丸となり、いい守備からいい攻撃に繋げる意識を高く持って臨みたい。ホームカンセキスタジアムも一丸となる雰囲気を作り上げ、正念場を迎えるチームを後押ししたい。

なお、栃木はU-22日本代表の活動からGK藤田和輝が復帰した。大分からレンタル中の福森健太は今節、契約上出場が不可となる。

 

迎える大分は現在11位。J1昇格プレーオフ圏内まで暫定的に勝点5差にあり、引き分けも許されない状況で栃木ホームに乗り込んでくる。

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