「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

神戸康輔の心が動いた出来事 in 熊本「これまでは実際にそういう声を掛けられる機会がなかなかなかった」【狙え縦パス】(23.9.29)

前節熊本戦について神戸康輔は猛省する。そのうえで「もっと存在感を示したい」といった。監督やFW勢からは常々、鋭く刺し込んでいく縦パスが求められており、神戸自身も残り6試合における最大の課題に挙げている。

 

▼もっと攻撃の時間を作り出せたはず

――今数の練習を見ていると声が出ていますが、何かあったんでしょうか?

「千葉戦(●0-1)も熊本戦(●0-3)も負けてしまいましたが、いずれも立ち上がりは手応えがあったので、いかに継続できるかという共有があります。すべてがダメだという雰囲気はないし、悲観的なものはありません。秋田戦に向けてしっかり準備できていると思います」

――選手同士で意見交換はあったと思います。

「熊本戦については序盤からハイプレスでハメにいきましたが、立ち上がりの時間帯に見せていたハイプレスをずっとやり続けるのはなかなか難しいと思うので、どこかでコントロールする必要はあったと思います。また、攻撃のときにもっとたくさんの選択肢を持つことで、ボールを落ち着かせることができれば、試合展開は変わったという話はしています」

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