「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

それでも勝つ必要がある。踏ん張りどころ。正念場。【J2第33節 藤枝MYFC戦 プレビュー&コラム】(23.9.2)

前節はホームで水戸と対峙して2対2。レアンドロ・ペレイラの加入後初ゴールで追いついた。32節終了時点で8勝12分12敗、勝点36、順位は16位。今節は14位の藤枝MYFCをホームに迎える。会場は今季初となる栃木県グリーンスタジアム。キックオフは3日(日)19時を予定する。 

 

PICK UP 根本と切磋琢磨し、競い合い、前進してきた

 

▼誰が出ても栃木一丸を表現したい

ポジティブな側面を挙げればこうだ。

3試合連続複数得点、さらに3試合連続で終了間際に勝点に直結する得点。直近5試合で9ゴール。明らかに得点力が上昇している。90分間を通じてゴール期待値も高い。

一方、失点が増えていることから目を背けるわけにはいかない。特に「中央からやられる失点が増えている」(佐藤)。2トップ化したことで中盤の構成枚数が減っていることは直接的・間接的な要因だろう。

システムもメンバーも流動的であり、過渡期と言っていい。

これまでレギュラーを張って活躍してきた山田雄士が柏に戻り、根本凌がケガで離脱した。一方で、イスマイラやレアンドロ・ペレイラ、石田凌太郎といった夏の新加入組が勝点に直結するプレーでチームに貢献し始めている。

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