PART3「監督力に左右されない体制はあるか？」【恒例企画北関東番記者座談会】（22.12.29）

毎年年末の恒例、北関東3チーム番のライターによる座談会。議論も深まり、やがて煮詰まってきた。現時点でこれがベターなんじゃないかと思えることは少しだけある。小さなクラブだからこそやれること、生き残るための術はいったい何だろうか。

（座談会実施日 2022年12月22日）

【座談会参加者】

佐藤拓也（水戸）
デイリーホーリ−ホック
鈴木康浩（栃木）
栃木フットボールマガジン
伊藤寿学（ザスパ）
群馬サッカーNEWS Gマガ

▼クラブの歴史をどう継承するか⁈

佐藤　群馬の補強の目玉を教えて！

伊藤　それを聞いちゃいますか（苦笑）。目玉と言える補強は今のところ、ありません（苦笑）

佐藤　メディア的に建て前ってやつが欲しいんです。

伊藤　北九州から来た佐藤亮と、レンタル延長になったら川本梨誉（清水）ですかね。佐藤はJ3で8点を取って、今年キャリアハイになった選手です。

佐藤　もともとトップの選手で今年は2列目をやってましたからね。それで8点ってすごいです。FWもできるし、中盤も左右両方できるから、今季は注目して見ていたんです。

伊藤　左利きだけど右ハーフに置かれて、内への切り込みがハマって得点を取った。だから、その使い方が出来れば、大きな戦力になるかなと。川本は、やっぱり持ってるものは別格だと思う。

鈴木　いい選手だと思いました。うちは川本に今年の天皇杯岡山戦で途中出場からやられそうになった。ゴールに向かう推進力がすごいっすね。

伊藤　彼はフィジカルも技術もあるし、ブレイクしてくれそうです。あと、成長が見込まれるのは長倉幹樹です。

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