「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

髙杉亮太強化担当が宇都宮市から感謝状を授与される。【トピックス】(22.10.4)

▼みんなで一緒に課題に取り組んでいくのがベスト

髙杉亮太強化担当がこのほど、自身の現役引退グッズの売り上げから約13万円を宇都宮市に寄付した。95日に市役所で行われた感謝状贈呈式に出席し、佐藤栄一市長から感謝状を受け取った。

昨年、選手・スタッフを含めてクラブが実施した勉強会で、子どもの居場所づくり事業に取り組む市の現状を知り、今回の引退グッズの製作を機に支援を決めた。寄付金は市内の子ども食堂などの運営資金に充てられる。

(取材・文 稲葉美和)

 

▼髙杉強化担当コメント

「地域のためにサッカー以外で何かできることはないかと考えていた。選手は一つのクラブに長くいることが少ないので、特に新人選手などが栃木県やクラブをより好きになり、地域の課題に目を向けて自分たちから行動を起こすきっかけになれば。選手、クラブ、サポーターという括りなくみんなで一緒に課題に取り組んでいくのがベスト。それがよりよい暮らしにつながっていけばいいと思う。(寄付金は)子どもたちのためになるように使っていただけたら」

 

▼金子真規マーケティング戦略部次長コメント

「彼の意思に対するお客様の共感が多かった。現役選手の頃から人柄やキャラクターのファンの方がたくさんいると思っていたが、サポーターの皆様からの信頼が厚く、今回の企画に賛同し、貢献したいという皆様の思いも強く感じた」

 

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