「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

マリノスのハイインテンシティを超えていけ。【天皇杯3回戦 横浜F・マリノス戦 プレビュー】(22.6.21)

天皇杯3回戦、横浜F・マリノス戦だ。J1勢と戦える貴重な機会。全力でぶつかってなお、立ちはだかる大きな壁となるだろうが、全力でぶつからなければ差もわからない。当たって砕けろ。マリノスのハイインテンシティをさらに超えていけ。天皇杯3回戦、横浜F・マリノス戦はカンセキスタジアムとちぎで19時にキックオフを迎える。

 

▼J1首位マリノスを迎える天皇杯3回戦

22日夜、栃木はカンセキスタジアムとちぎにJ1首位の横浜F・マリノスを迎え、天皇杯3回戦を戦う。昨年はJ1鹿島をカンセキに迎えたが、2年連続でJ1勢と公式戦を闘える貴重な機会だ。

2回戦はJ2の岡山と対峙し、87分のトカチの決勝ゴールで1対0で勝ち切った。前半からアグレッシブなプレスで流れを掌握し、チャンスを数多く作り、試合終了間際のゴールで勝ち切った。

この試合は直近のリーグ戦からスタメン全員を入れ替えた。栃木は今週末にいわてとの大事な下位直接対決が控えており、このマリノスとの3回戦もある程度メンバーを変更して臨むと見られる。

直近の前節大分戦では加入したばかりのFW根本が土壇場でゴールを決めてみせた。大分戦ではベンチ入りしながら出場がなかった瀬沼も根本の決勝ゴールについて「ネモが決めてみせて、やっぱりシュートは打たきゃ入らないと痛感した」と話しており、今まで以上にアグレッシブにゴールへ矢印を向けたプレーを期待して良さそうだ。それがリーグ戦へと繋がればこの上ない。

 

対する横浜F・マリノスは言わずと知れたJ1の強豪だ。現在リーグ戦は17試合を消化し、鹿島や川﨑を抑えて首位に立つ。

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