「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

降格圏19位松本を突き放せ。先手を取らせず、何が何でも先手を取る戦いで必勝を。【J2第33節 松本山雅FC戦 プレビュー&コラム】(21.10.9)

前節はホームで大宮と下位直接対決を戦い、1対3で落とした。これで2連敗。今節はアウェイに乗り込み、降格圏19位の松本山雅と対峙する。先手を取らせず、先手を取る戦いをもう一度、という試合だ。第33節松本対栃木はサンプロアルウィンで10日14時にキックオフを迎える。

 

PICK UP 今度こそクロスは合うか

 

▼前節大宮戦の反省を活かしたい

いい試合の入り方をして、粘り強く戦い、先手を取って勝ち切る――。

そういう試合運びをもう一度、という試合だ。

「みんなが口を揃えていますが、残りの10試合、これまで以上に先制点を与えず、先制点にこだわって集中して試合を戦っていきたいと思っています」(豊田)

今週のチームを取材するかぎり、監督や選手たちからはこの点を非常に重く受け止めながらトレーニングに励んでいる様子があった。

前節大宮戦の3失点惨敗は、試合開始早々の4分の失点が誘発している側面がある。立ち上がりはセーフティにプレーしたり、自分たちが攻めているときのリスクマネジメントを徹底したり、つまりは相手に隙を与えない試合運びができるか否かが問われている。

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