「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

ザ・僅差勝負。我慢強く、そして勝負強く。【J2第32節 大宮アルディージャ戦 プレビュー&コラム】(21.10.2)

前節はアウェイで首位京都に挑んだが0対2で敗れ、5試合ぶりとなる敗戦を喫した。今節はホームに戻り、17位の大宮を迎え撃つ。勝点差は3差、残留争いの直接対決。ロースコアゲームは必至だが、勝ち切りたい。第32節栃木対大宮はカンセキスタジアムとちぎで3日14時にキックオフを迎える。

 

PICK UP ポイントはリスタート勝負の”内訳”

 

▼激しい戦いが予想される6ポインター

今節、栃木はカンセキスタジアムとちぎに大宮を迎える。

ようやく緊急事態宣言が解除され、ビジター席が解放される。スタジアムは黄色と橙色が鮮やかにコラボすることだろう。

試合は死闘必至だ。前回対戦は613日、18節(△1-1)だった。大宮は霜田監督が途中就任した初陣。5分にFKのセカンドボールを押し込んだイバのゴールで先手を取られたが、栃木も40分にFKから矢野がセカンドボールを押し込んで追いついた。

球際や攻守の切り替えが非常に速く、激しい攻防が続き、攻めて、攻められた熱戦はドローのまま終わった。

互いの直近5試合の戦績は、栃木も大宮も同じ311敗。互いに勝てない苦しい時期を乗り越え、調子を上げてきた好調同士だ。勝点は3差。栃木が勝てば突き放し、大宮が勝てば得失差で順位が入れ替わる、6ポインターの大一番。栃木的には大宮に勝って突き放すことができれば、さらに自信を掴み、大きな前進となりそうだ。

 

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